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ゲームエンジンの進化とその功罪について

   

ue4

 

近年、ゲームエンジンの進化は目覚ましいですね。

Unity、UE4、Cocos2dx、AndroidStudio、GameMaker、Lumberyardなど、ユーザには複数の選択肢が用意され、小規模な現場環境でも極めて短期間でゲームを作成し世に送り出すことができるようになりました。

これは市場参入者を増やし、ゲーム業界活性にもつながることなので歓迎すべきことでしょう。一方で、市場参入のハードルが下がるということは一般的にデメリットも存在します。

ハードルが低いゆえにゲーム市場には玉石混交の大量の商品が出回り、今までは認知されるレベルであったクオリティの商品でもあっという間にその他大勢に埋没してしまうことになります。

 

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ここに、大手の存在小規模事業者に更なる追い打ちをかけてきます。

 

・大量の資本で研究開発に投資し、独自の技術を開発できる。

・サード製のゲーム開発エンジンを利用する場合でも、グラフィックやその他演出、脚本、世界観づくりなどに力を入れられる。もしくはゲーム開発エンジンに手を加え、独自のエンジンとすることも可能。

・広告にも力を入れられる。既存顧客が存在しており、そのニーズも比較的明確である。

 

 

小規模事業者は特に資本に乏しいため、一から技術開発したり、スクラッチでゲームを作るのは現実的ではありません。そこで皆がゲーム開発エンジンの採用をするのであれば、程度の差はあれど小規模事業者間で商品の均質化が起きてしまい、大手とのクオリティ、商品への認知の差は開く一方ですね。

スマホアプリでも開発費が高騰傾向にある中、基本的に小規模事業者はどこかで見たような商品の延長、もしくは、ゲーム内に閉じたジャストアイデアだけのゲームではなかなか太刀打ちできません。

ゲームエンジンの進化と選択肢の多さはゲーム開発の間口を広げゲームの平均的なクオリティも高めましたが、今度はそのことが当たり前になりつつあり、今、ゲームのクオリティ以外の価値を要求されているのではないでしょうか。

 

つまり、もはやゲームエンジン自体は商品価値を決めるための決定的な要素では無くなったと言えると思います。あ、ここまで完全な自論です!!

 

では、特に資源に乏しい小規模事業者は何で勝負すべきなのでしょう。言い換えると、何で差別化して存在感を出すべきなのでしょう。

 

 

つづきます!

 

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